ルネスタの効果、作用、成分について

ルネスタは超短時間型の薬に属します。効果が出るのが速いのが特徴で、1時間以内で効果が現れ、2時間〜4時間ほど続きます。ですので、寝つきが悪く、寝てしまえば起きることがないような人に向いています。ただ、効果の持続時間は短いので、夜中に目が覚めてしまうような人には不向きです。
ルネスタの成分は、アモバンのという睡眠薬の中の「S体」という効果のある部分だけを抽出して作られています。「S体」というのは聞きなれない言葉かと思いますが、通常は光学異性体といって、構造が鏡写しになっている「S体」と「R体」が均等に混ざったラセミ体と言われる状態になっています。最近では、「S体」が効果をつかさどっていて、「R体」は副作用をつかさどっているということが分かっています。ですので、このルネスタでは作用をつかさどっている「S体」だけを抜き取って作られています。アモバンは苦いと言われていますが、このルネスタでは苦さや副作用などが軽減されています。まったく無いわけではありませんので、人によっては苦さを感じる場合もあります。
睡眠障害は、神経系の興奮がおさまらない事によって引き起こされます。ルネスタは、その興奮をおさえる物質の手助けをする作用があります。